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作業療法士

作業療法士とは

作業療法は、身体または精神に障害のある方に対して、生活していくために必要な動作や社会に適応するための能力の向上を目指した治療を行います。その手段として、

①身体機能面へのアプローチ(上肢機能など)
②日常生活活動に対するアプローチ(衣類の着脱・食事・入浴・整容・トイレ動作など)
③高次脳機能障害に対するアプローチ(認知機能など)
④個別に応じた家事動作や外出訓練など
⑤環境の整備の支援 (手すりやシャワーチェアーなどの福祉用具の選択)

などがあります。

① 片麻痺 右・左専用トイレによる自立支援アプローチと家族指導

ポイント

当院では、各病棟・5階フロアーにおいて、トイレは片麻痺の右・左専用の便座となっています。
5階フロアーのトイレは、家族指導にも役立てています。

② 家庭浴訓練室でのアプローチ

ポイント
  1. 浴槽・手すりの位置を変えられる。(家庭の環境に近い状況で訓練ができる。)
  2. 2種類の家庭浴室。(左:一般的な家庭環境。右:家族が介助の練習ができる広さを用意。)
  3. シャワーチェアー・浴槽台等の福祉用具を各種完備

③ 自宅ADL訓練(訪問リハビリテーション)

ポイント

当院では、自宅の生活をイメージしたリハビリテーションのため、患者の自宅へ他職種で訪問。

④ FES電気刺激装置(IVES)によるアプローチ

ポイント

運動麻痺や筋力低下等の四肢の運動を電気刺激によってサポートすることで、より効果的なリハビリテーションを実現。適応の可能性がある疾患・症状としては、脳卒中(脳出血・脳梗塞)等の中枢神経障害や腕神経叢麻痺・神経根症などの末梢神経障害による運動麻 痺、骨折・靭帯損傷などの運動器の障害による筋力低下等。

⑤ ドライブシミュレーターの活用

ポイント

脳卒中等の障害により、車の運転は片手でハンドルを切ったり、左足でアクセル・ブレーキを踏んだりしなければならなくなる。ドライブシミュレーターは、退院前に運転シミュレート(三つの画面)を用いて 運転技能を確認し、技能を検査することが可能。

⑥ わくわくコンサート

ポイント

わくわくコンサートは、多職種(リハ+看護)による委員で計画・実施している。毎回17:00より季節に応じたレクレーション(運動会)や「劇」、カラオケ大会や楽器演奏等を行っている。(4回/年)

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