看護部トピックス Vol.19(2023.11 2023.12)
★回復期リハビリテーション看護師の業務について紹介します。(Part①)
私たち回復期リハビリテーション病院では、病棟内でも患者さんに応じた訓練を実施しています。
①リハビリスタッフから看護師への看護病棟訓練の伝達
病棟訓練を始めるに当たり、実際に患者さんに実施してもらいながら理学療法士より実施時の注意点や実施方法(回数や歩行距離、姿勢、歩行補助具等)の説明があります。
その日の担当看護師のみではなく、看護師全員で説明を聞き、統一した方法で訓練が実施できるようにしています。
理学療法士からの説明を受けた上で、患者さんと理学療法士と看護師で、実施するタイミングや回数等を相談、検討し決定します。
②伝達を受けて看護病棟訓練の実施
伝達受けて、実際に病棟訓練を実施します。
訓練中の患者さんの疲労度やふらつき、姿勢等の様子をよく観察し、看護師・理学療法士間で共有します。
スムーズに実施できるようになったら、病棟内での生活(食堂やトイレまでの歩行等)に取り入れます。
リハビリ内で訓練した訓練内容(立ち上がり訓練、歩行訓練等)を、今度は病棟で看護師と一緒に実施し歩行の獲得や筋力の向上を図っています。