理学療法課トピックス
「歩行神経筋電気刺激装置のご紹介」
当院では脳卒中や神経障害によって足首を反らす運動が難しくなってしまった方に対して、歩行神経筋電気刺激装置を使用することがあります。
使い方は非常に簡単で水に濡らした電極を装具に装着し、足の筋肉の位置を確認しながら着用することで使用できます。着用後はコントローラーで設定した条件に合わせて、トレーニングモードで座った状態で足首を反らす運動を反復したり、歩く時の足首の動きに合わせて運動をアシストしながら歩行訓練を行なったりします。当院では徒手的な介入をはじめ、ロボットや物理療法も使用しながら、機能の回復を図っていきます。成人のリハビリだけでなく、小児のリハビリで使用することもあります。